行政書士試験対策 初期~直前期まで使える勉強法を紹介!
こんにちは!行政書士の大熊です。
今回は、230点オーバーで合格した私の勉強法を紹介したいと思います。
この勉強では、「判例」対策から苦手分野のまとめにも使える勉強法です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
行政書士試験における判例対策の重要さ
受験生の皆さま判例対策していますか?判例はとてつもない量がありどうやって勉強すればいいかわからないから、そんなに力をいれなくてもいいかと思う方もいらっしゃると思います。
しかし、この行政書士試験においては出る判例が偏っているのです。
過去問を見ていただければわかると思いますが、この2つは対策すればするほど、得点源になります。
さらに、行政事件訴訟法の判例対策はそのまま記述式の対策にもなります。
ではどのように勉強すればよいのでしょうか?
そこで紹介したいのが、次のやり方です。
情報カード・京大式カードを使った判例対策
情報カード・京大式カードとは次のようなものです。
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目にされた方もいらっしゃると思います。
イメージとしては、大きな単語帳ですかね。
ノートではなくこちらを選んだ理由としては、
①大きさ
持ち運びが可能という点もありますが、書くスペースの大きさという意味合いもあります。
B6なので自分で要約して自分の言葉書くという作業が必要になるということです。
これは本当に力つきます。
あと勉強でやりがちな、気がつけばテキストを写しているだけだったということを防げます。
②ファイリング可能
覚えたものは、どんどん抜きさっていく。最初に50~70程あったカードが覚えれば覚えるほど薄くなったいくのは快感と同時に自信にもなります。
個人的には、穴が空いている情報カードの方が使い勝手が良いと思います。
私はこんなものでファイリングして移動の隙間時間で復習をしていました。
まとめ方〈実際に何をどう書けばいいのか〉
判例の対策の重要さ、便利なツールを紹介しここからは本丸のまとめ方です。
①事件名は必須
最終的には、事件名を見ただけで事件の概要・争点・結論が瞬時に浮かぶレベルまでもっていく
②事件の争点を書く
テキストや判例集の掲載されている事件の概要を自分なりの言葉に変換して5~6行程でまとめる。
この工程で事件の理解が深まる。
③結論を書く
試験では結論だけ覚えていれば点がとれるものと、結論だけではなくその判断の過程を聞かれるものあります。
行政事件訴訟法においては、ここでしっかりと判断の過程を追ってまとめておくことでそのまま、記述式の対策になります。
どんな判例をまとめたか
どんな判例をまとめるかは、当然①自分が過去問で解けなかったところ+②判例の結果が自分の価値観と合わないところ
でよいかと思います。
②は勉強していくと少なからず、出てくると思います。
判例集は必要?
マストではないですが、あればいいですね。
メジャーな判例のページに色々と関連判例が掲載されているものがいいです。
知識の幅広がりますからね。
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このようなものを一冊あると便利です。
苦手分野も情報カードにまとめてみる
民法の法定地上権が成立するか否かというのは、試験によくでますね。
土地共有ならどうか、建物共有ならどうかなどややこしいです。そういった混乱しやすいところをまとめてみてましょう。
会社法の発起設立と募集設立もまとめてみましょう。
表面が発起で裏面で募集といった具合でいいと思います。
最後に
自分の言葉で要約した情報カードはあなた専用のテキストであり問題集にもなるものです。
この勉強は、インプットとアウトプットを同時にできるのでかなりオススメです。
あきらめずに、勉強を続ければ点数は伸びます。
この勉強法が受験生の皆さまのご参考になれば幸いです。